パソコンの捨て方 ４パターン｜処分方法と流れを解説

この記事では

パソコンの処分方法について解説しています。

自治体の収集所に出せないパソコン。『どうやって捨てるんだ？』と悩んでいる方も多いのではないでしょうか？この記事では、そうした疑問を解決しつつ、最適な捨て方をご紹介します。

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パソコンどうやって捨てる？

自治体の資源回収や粗大ごみに出せないパソコン。多くの自治体で収集所からの回収を行っていないので

と疑問に思いますよね。基本の捨て方はメーカー回収になります。

基本の捨て方｜メーカー回収

パソコンはレアメタルを含む『特別な資源ゴミ』にあたるので、メーカーに回収してもらう方法が基本の捨て方になります。

*『資源の有効な利用の促進に関する法律（通称：資源有効利用促進法）』に則って、メーカーには回収とリサイクルが義務づけられています。

メーカーに回収してもらう【流れ】

→＜外部リンク＞”PC３R協会” でも各社の回収受付ページを確認できます。

✔ 回収前にやっておくこと

と思いがちですが…

『ゴミ箱に捨てる』というのは、表面上データを見えない様にしているだけで専用のソフトを使うと簡単に復元することができます。パソコンからデータを完璧に削除するためには

• データ削除専用のソフトを使ってデータを削除する
• 物理的に破壊する
• 磁気を使って破壊する

このいずれかの方法が必要です。

メーカーによってはデータを完璧に削除する方法を用意してくれていることがあります。次項の『メーカー別データ削除方法』で主要メーカの対応をまとめましたので参考にしてみてください。メーカーの補助がない場合は、データを完璧に削除するための市販ソフトを使ってみてください。

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＊一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)は2018年10月『パソコンの廃棄・譲渡時における ハードディスク上のデータ消去に関する 留意事項 』を改訂し、その中で『① ストレージ上のデータ消去というのは、あくまでもユーザの責任であることを確認した。

メーカー別データ削除方法

注意：データ削除の方法は各社違います。参考URLを確認してください。

メーカー	データ削除の 補助	削除方法	参考URL
NEC・LAVIE	◎	再セットアップディスクを使ってデータを削除する	パソコンの廃棄・譲渡時にハードディスクのデータを消去する方法
dynabook	◎	「初期インストールソフトウェアの復元」メニューに　"HDDデータ消去機能"を搭載	パソコンの廃棄・譲渡時のハードディスク上のデータ消去に関するご注意
Fujitsu	◎	2002年冬モデル以降の機種に、ハードディスクやSSDのデータを消去するためのソフトウェアが付属しています。	パソコンの廃棄・譲ハードディスクのデータを完全に消去することはできますか
Sony	◎	VAIO データ消去ツール	ハードディスクのデータを完全に消去する
DELL	▲ 回収後	１，機密保持契約を締結する指定の配送・回収業者によって回収 ２，HDD/SSDベンダーにて、データ消去、あるいは物理的破壊 ３，スクラップベンダーにて、物理的破壊	弊社製品の修理・廃棄時における記憶装置の取扱いについて
HP	▲ 回収後	回収後にハードディスクに穴をあけて破壊	個人向けPCのリサイクル（個人のお客様）
マウスコンピューター	×	回収前にお客様自身の責任にて保存・消去などの処置を施してください。	家庭系パソコンの回収
FRONTIER	×	HDDのデータ消去は、排出前に利用者によって行っていただくことなっております。	PCリサイクル
Lenovo	×	データ自体はお客様のものであり、お客様の自己責任で消去頂きたいと考えています	製品共通 - パソコンの廃棄・譲渡時のハードディスク上のデータ消去に関するご注意
ASUS	×	発送前にお客様の責任において、必ずデータ等を全て消去してください。	PDF　リサイクル申込書

＊くわしくは→パソコン内のデータを完全に削除する方法を確認してください。

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回収料金

• PCリサイクルマークがある場合【無料回収】
  2003年以降に製造されたパソコンで『PCリサイクルマーク』がついていればメーカーが無料で回収してくれます。
• PCリサイクルマークがない場合【有料回収】
  PCリサイクルマークが無いパソコンは有料回収になります。回収料金は各社で異なります。
• メーカーが無いパソコンの場合
  パソコンメーカーが倒産や事業撤退などで無くなってしまった場合や自作したパソコンを捨てる場合はＰＣリサイクルマークを管理しているＰＣ３Ｒ協会が有料で回収しています。料金は表の回収料金の他に振込手数料がかかります。

デスクトップ	4,400円/台
ノートパソコン
液晶ディスプレイ
液晶ディスプレイ一体型パソコン
ＣＲＴディスプレイ	5,500円/台
ＣＲＴディスプレイ一体型パソコン

くわしくはPC３R協会 パソコン回収申込をご確認ください。

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メーカー回収以外の捨て方

ここまでは基本の『メーカー回収』について説明しました。次にそれ以外の捨て方について説明します。メーカー回収以外には

• 買取
• 下取り
• 回収業者に依頼する

の3つの方法があります。でもどうやって選べばいいか迷いますよね？なので『ざっくり確認テスト』をつくりました。確認してみてください。

それぞれの理由です⇩

回収業者に依頼する

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リネット ジャパンは各自治体と提携して小型家電の回収も行っている回収業者です。実績のある企業なので安心して依頼することができます。パソコンの回収自体は無料で行ってくれますし、データ完全消去も1台3,498円（税込み）、データ消去証明書は1台550円で発行してくれます。パソコンが壊れていて自分でデータの削除ができない時や個人情報を取扱ったパソコンを処分する時におすすめです。

リネットジャパンの回収【流れ】

下取り

買替予定があるなら下取りがおすすめです。「買替予定のメーカー名　＋　下取り」で検索してみてください。下取りのいいところは、2017年以前に製造されたパソコンでも、比較的に値段が付きやすいことです。金額はメーカーや店舗によりますが1000円程度の値引きをしてくれるところが多く、2003年以前のかなり古いパソコンでも100円の値引きになる場合もあります。各家電量販店やメーカーの下取りホームページを確認してみてください。

買取

正常に動作するパソコンで2017年以降に製造されたものなら買取がおすすめです。OSでいうとWindows10・Windows11。CPUでいうと、インテルなら第8世代以降、AMDなら4000シリーズ以降の物は比較的に値段が付きやすいからです。

買取を検討する場合は、パソコンのデータを完全削除してくれるところを選ぶと安心です。自分で削除しようとすると専用ソフトも必要ですし手間がかかるので信頼のおける業者にお任せできれば一石二鳥です。

おすすめはリネット（ReNet）

無料のメーカー回収や買取・下取りといった処分方法もそれぞれ良さがありますが

• 起動しないパソコンを捨てたい
• メーカーにデータ削除のフォローが無い
• パソコンの知識があまりない

そんな方にはリネットのパソコン回収がおすすめです。

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3,498円（税込み）でデータ削除をしてくれますし、申し込み＆支払いをすれば指定日時に集荷にきた佐川急便にパソコンを渡すだけなので簡単です。少しでも手間を省きたい方や忙しい方には最適な方法だと思います。

まとめ

今回はパソコンの捨て方について解説しました。いかがだったでしょうか。古いパソコンの処分で悩んでいる方のお役にたてれば幸いです。過去に使ってきたパソコンをため込んでいる方はこの機会にパソコンを安全に手放してみてください。

• 2017年以降の動くパソコンを持っている→買取がおすすめ
• パソコンを買い替える予定がある→下取りがおすすめ
• PCリサイクルマークがついていてデータ削除のフォローがあるパソコン→製造メーカーの回収がおすすめ
• PCマークがつていない→回収業者リネットジャパンがおすすめ
• メーカーがデータ削除のフォローを行っていない→リネットジャパンがおすすめ