【基本】こどもと学ぶネットリテラシー|親子で知っておきたいネットの使い方


投稿者 Zio ジオ
この記事では、こどもと一緒に『ネットリテラシー』について学んでいきます。
わかったつもりになっているネットリテラシーをわかりやすく解説します。小学生・中学生・高校生とその保護者のみなさんに読んでいただきたい記事です。
*ネットリテラシー=インターネット リテラシー:Internet Literacyの略称
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ネットリテラシーとは?
インターネットをよく理解し、その知識をもとにインターネットを上手に活用することをいいます。
今、子ども達にとって、インターネットは生活の一部です。
だからこそ、「どう使うか・どう活用するか」を親子で知っておくことが大切です。
この記事を通して、身近にあるネットの上手な使い方を確認しておきましょう!
インターネットを
理解しよう!

インターネットにまつわるアレコレ。
いくつ知っていますか?
知っておきたい4つのこと
- インターネットの情報は正しい?
- やってはいけないことは何か?
- インターネットのセキュリティ
- 使い方とルール
1つずつ見てみましょう。
インターネットの
情報は正しいの?
インターネットの情報には、正しい情報とウソの情報の両方が混ざっています。

え?ウソも書いてあるの?

そうなんだよ。
だからインターネットを使うときは、その情報が正しいのか『確認すること』が大切なんだ。
どんな情報もすぐに信じるのではなく、「本当かな?」と確認する習慣をつけましょう。
「本当かな?」と思ったら確認する
確認方法と対策例
- 公式サイトや信頼性の高いサイトを確認する
- いくつかのサイトを見比べる
- 信じすぎない
「誰が言っているの?」を考える
ネットの情報を見るときは、「この情報を発信しているのは誰?」と考えるだけでも、見え方が変わります。
企業なのか。行政なのか。専門家なのか。それとも、個人の感想なのか。
ネットでは、「事実」と「個人の意見」が、同じように見えてしまうことがあります。でも、この二つは別物です。
ネットニュースであれば引用元を確認したり、公式ホームページを確認する方法もあります。1つのサイトだけを信じすぎないようにしましょう。
やってはいけないこと
を知っておこう
インターネットにはやってはいけないことがあります。
「冗談のつもりだった」「知らなかった」では済まないこともあるので、どんなことに注意すればいいのか確認しておきましょう。
\やってはいけない事/
①書いてはいけないこと
友達同士の『悪ふざけ』のつもりでも、冗談では済まないこともあります。見てみましょう。
危害や不安を与えるような内容

- 威力業務妨害罪 等
ウソのウワサ

- 信用毀損罪
- 偽計業務妨害罪 等
特定の個人や団体の悪口

- 侮辱罪
- 名誉毀損罪 等
他人の物をコピーした内容

- 著作権侵害 等
他人の個人情報

- プライバシーの侵害
- 個人情報保護法違反 等

悪ふざけでもダメなの?

そうなんだ。怖いかもしれないけど、大事なことだから覚えておいてね。
場合によっては、刑法や著作権法、個人情報保護法などの法律に違反することもあるよ。
「悪ふざけのつもり」でも、誰かを傷つけたり、法律に違反したりすることがあるからね。
インターネットに書き込むときは、「これを書いて大丈夫かな?」と一度考えてみよう。
逆に
被害にあったときは、コチラのサイトを参考にしてね⇩
- 文部科学省|こどものSOSの相談窓口
内容:いじめや学校の先生やともだちに関する相談 - 警察庁|誹謗・中傷・個人情報の流布
内容:誹謗中傷や個人情報の流布をされたときに - 警察庁|犯罪被害者用施策
内容:各種相談窓口の一覧 - 総務省|SNS等の誹謗中傷対策
内容:SNSで誹謗中傷の被害を受けた時の対処法
②個人情報を載せてはいけない
個人情報をインターネットに載せると、思わぬトラブル(不正請求・詐欺・ストーカーなどの被害)にあうこともあります。名前や住所だけでなく、学校名や写真などからも、個人を特定されてしまうことがあります。

「これくらいなら大丈夫」と思わず、投稿する前に一度確認してみましょう。
具体的に
個人情報って何?
個人情報とは、名前や住所など、その人が誰なのかを特定できる情報のことです。
たとえば、氏名 住所 電話番号 学校名 学年・クラス 写真 年齢 などがあります。
ひとつひとつは大したことがないように見える情報でも、組み合わせることで誰なのか特定されることがあります。
詳しく知りたい場合は、個人情報保護委員会のサイトを確認してみてください。
写真から位置情報がわかる

スマートフォンなどで撮った写真には、撮影場所の情報が記録されることがあります。
写真をSNSなどに投稿する前に、位置情報が含まれていないか確認しましょう。
あなたのお子さんは大丈夫?

親が気づかないうちに、個人情報を書き込んでいることも
中学生になると、それまでよりも交友関係も広がり、親も子どもに自由にさせる場面が多くなると思います。
でも、『○○中学校■年生△△部です』などと、何気なく書いた情報から、個人を特定されることもあります。
どんな情報なら公開していいのか、親子で一度話し合ってみてください。
③違法アップロード・ダウンロード
誰かが作った作品(=著作物)には著作権があります。
他の人が作った作品を、許可なくインターネットにアップロードしたり、転載したりするのはやめましょう。
*著作物:マンガ・本・映画・絵画・音楽などの作品
具体例
- マンガの中身を写真にとってSNSにアップロードした
- 動画や歌をSNSにアップロードした
- 他の人が撮った写真をアップロードした。
本の表紙 載せてない?

本の表紙だけでも『著作権』にかかわる場合があります。
お気に入りの本を紹介するときも、表紙の画像をそのまま載せていいとは限りません。
出版社によって画像の利用ルールが異なることもあるので、アップロードする前に確認しましょう。

大好きな作家さんの作品だからこそ、ルールを確認してから紹介しようね。
出版社によって画像の利用ルールが異なることもあるので、アップロードする前に確認しましょう
④パスワードは教えてはいけない
使用しているパスワードを他人に教えてはいけません。また、パスワードをインターネットに書くことも危険です。
本当のともだち?

ゲームや SNS で友だちができることもあると思います。
でも、インターネットで知り合った相手が、本当のことを話しているとは限りません。
パスワードなどの大切な情報を教えたり、相手を簡単に信用したりしないようにしましょう。
⑤あおり行動
他の人をわざと怒らせたり、さらに過激な投稿を誘ったりすることを「あおり」といいます。
相手を怒らせるような投稿や、炎上をあおるような行動はやめましょう。
炎上って知ってる?

一人の発言に、多くの人が批判的に反応し、広がっていくことを「炎上」といいます。
もし自分の発言が炎上してしまったら、反応しないことも大切です。
炎上してしまったときは、一人で対応しようとせず、家族や信頼できる大人に相談しましょう。
インターネット
セキュリティ

ユーザーの『ちょっとした油断』を狙っています
インターネットは、楽しくて便利な一方、ちょっとした油断がトラブルにつながることがあります。
「無料だから」「急いでいるから」と、よく確認せずにクリックしたり、アプリを入れたりしないことが大切です。
怪しいかも?と思ったときに、どう行動すればいいのかを確認しておきましょう。
①アプリ

あ!おもしろそうなアプリ~♪
アプリの中には、悪意のあるプログラムが含まれているものもあります。
おもしろそうだからと、すぐにインストールするのはちょっと待って。
セキュリティ対策
- どんなアプリなのか、提供元を確認する
- アプリが求める権限を確認する
- 口コミや評価を確認する
- よく分からないアプリはインストールしない
②無料サイトへの登録

ゲームの攻略情報…検索。ん?無料登録?
無料だからといって、すぐに登録していいとは限りません。『お得な情報をゲットしてください』『無料登録はこちら』といった内容につられて、個人情報を入力する前に、どんなサイトなのか確認しましょう。
セキュリティ対策
- サイトの運営元や口コミを確認する
- 必要のない個人情報は入力しない
- よく分からないサイトには登録しない
③チェーンメール

このメールを送ると両想いになる?!やった~‼
「○人に送って」「送らないと○○になる」など、拡散を求めるメールやSNSの投稿があります。遊びのように見えても、知らない人にまで広げる必要はありません。「送って」と書いてあっても、すぐに拡散しないようにしましょう。
セキュリティ対策
- 知らないリンクはクリックしない
- 必要なければ、そのまま削除する
- 「みんなに送って」と言われても、拡散しない
④バナー広告にも

え??ウィルスに感染?!どうしよ!
よく見る広告の中にも、危険なサイトへ誘導するものがあります。
「ウイルスに感染しました」「今すぐ更新してください」などの警告が突然表示されても、慌ててクリックしないようにしましょう。
セキュリティ対策
- あやしい広告をクリックしない
- 「ウイルス感染」などの警告が出ても、慌てて操作しない
- 困ったときは、画面を閉じて家族や信頼できる大人に相談する
⑤偽サイト・偽メールに注意

◎◎ゾンのアカウントが停止?どうして?
大手企業のメールになりすました偽メールがあります。『アカウントを停止しています。』『以下のURLから確認してください』等の内容で本物そっくりの偽サイトに誘導する手口です。
メールやメッセージのリンクを、すぐにクリックしないようにしましょう。
セキュリティ対策
- メールのリンクからではなく、公式アプリや公式サイトから確認する
- 怪しいURLやメールアドレスに注意する
- いつもと違うと感じたら、家族や信頼できる大人に相談する
注意:身に覚えのない請求に支払わない
アダルトサイトなどに誘導され、身に覚えのない料金を請求されることがあります。慌てて支払ったり、表示された連絡先に電話したりせず、家族や信頼できる大人に相談しましょう。
SNSで困った時は

ちょっとしたメッセージが原因で
SNSいじめになっちゃった。
ちょっとしたメッセージが原因で、SNSで嫌な思いをすることもあります。
嫌なことをされたり、困ったことが起きたりしたときは、一人で抱え込まず、家族や信頼できる大人に相談しましょう。
相談窓口
- 文部科学省|こどものSOSの相談窓口
内容:いじめや学校の先生やともだちにかんする相談 - 警察庁|誹謗・中傷・個人情報の流布
内容:誹謗中傷や個人情報の流布をされたときはどのようにしたらよいか - 警察庁|犯罪被害者用施策
内容:相談窓口の一覧 - 総務省|SNS等の誹謗中傷対策
内容:SNSで誹謗中傷の被害を受けた時の対処法 おすすめ
使い方を
親子で確認
パソコンやスマートフォン、タブレットは、毎日の生活に欠かせない便利な道具です。一方で、使い方によってはトラブルにつながることもあります。この項目では、デバイスやSNSの使い方を親子で確認してみましょう。
デバイスの使い方大丈夫?
トラブルにあわない・おこさないためにも、デバイスの設定や使い方を確認してみましょう。
①年齢制限と保護者管理
チャット機能がついたゲームやアプリには年齢制限がかけられているものがあります。
ゲームやアプリをインストールする時に年齢制限と権限を親子で確認しましょう。
お子さんと話し合って、必要に応じて保護者管理機能も使いましょう。
保護者管理機能
フィルタリング機能
有害なサイトやコンテンツへのアクセスを制限する機能です。 お子さんの年齢や使い方に合わせて設定しましょう。
②使用時間と家族ルール
成長期の子どもに大切な「勉強や睡眠の時間」をしっかり確保するためにも、家族ルールを話し合いましょう。一度決めたルールも、生活に合わせて見直してみましょう。
家族ルールチェック項目
- 使う場所
- 使うタイミング
- 食事中は使わない
- 寝る前は使わない
◎ちなみに…我が家の小学生は20時以降スマートフォン・ゲームは使わないルールにしています。
③古いデバイスはデータをしっかり消す
親が新しい機種に乗り換えたあと、子どもが使わなくなったスマートフォンをゲームなどに使うこともあると思います。そんな時は、お子さんに渡す前に、以前使っていたアカウントや支払い情報が残っていないか確認しましょう。必要のないデータやアカウントは削除し、初期化してから渡すと安心です。
SNSの使い方
LINEやInstagramなど、SNSは楽しい反面、使い方によってはトラブルにつながることもあります。
ここでは、SNSの使い方を親子でもう一度確認してみましょう。
①『誤解される言葉』に注意しよう
SNS上で以下のようなやりとりがありました。

ねぇねぇ。Aちゃんのバックよくない?
(Aちゃんのバックかわいい♡)

え?私のバックのどこがだめなの?ひどい
(「よくない」なんてひどい…)
「よくない?」「やばくない?」「うける」など
話しているときは声色や表情で伝わる言葉も、文字だけのSNSでは誤解されることがあります。
一度投稿した内容は、簡単に消せないこともあります。投稿する前に一度読み返して、文字だけでも相手に伝わる言葉か確認してみましょう。
②通知オフを使おう
SNSの通知が多くて、勉強や睡眠の邪魔になるときは通知オフ機能を活用しましょう。
③すぐに返信しなくてもいい
SNSは、届いたメッセージにすぐ返信しなければいけないものではありません。自分の時間を大切にして、必要なときに返信しましょう。
④必要ならブロック機能も
嫌なメッセージが届いたり、しつこく連絡されたりしたときは、無理に対応せず、ブロック機能を使いましょう。困ったときは、一人で抱え込まず、家族や信頼できる大人に相談してください。また、あまりにもひどい場合は、我慢せずに早めに警察に相談してください。
まとめ
インターネットは、便利で楽しい一方で、使い方によっては思わぬトラブルにつながることがあります。
だからこそ、「これって大丈夫かな?」と一度立ち止まって考えることが大切です。
この記事をきっかけに、ネットの使い方について、お子さんと一度話してみてください。
困ったときは一人で抱え込まず、家族や信頼できる大人に相談しましょう。
親子で確認しながら、インターネットを上手に活用していきましょう。
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