パソコンのスペックをわかりやすく解説|CPU・GPU・メモリ・ストレージ?|パソコンの選び方

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CPU?メモリ?ストレージ…ってなんですか?

管理人 ジオ

パソコンのスペックを理解してパソコン選びを楽しもう

この記事は、複雑に感じるパソコン用語をわかりやすく解説していきます。パソコンの購入や買替の時に役に立てればうれしいです。コスパ・タイパのいい買い方のヒントにもなるはずです◎

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パソコンのスペックとは

どんな部品を使っているのか』ということです。スペックがわかるようになると①どんなパーツを使っているかがわかり、②使っているパーツからパソコン全体の性能かわかるようになります。

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CPUAMD Ryzen™ 5 PRO 7545U (3.20 GHz 最大 4.90 GHz)
OSWindows 11 Pro 64bit
GPUAMD Radeon™ 740M グラフィックス
メモリ16 GB LPDDR5X-6400MHz (オンボード)
ストレージ512 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 Performance TLC OPAL対応
ディスプレイ13.3" WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 300 nit, 60Hz
パーツ名スペック

主要な6パーツ

OSとは?

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パソコン操作をする上で、ユーザーの命令をハードウェアに仲介するソフトウェアをOSといいます。パソコン向けのOSとしてWindowsやMac OS Xが普及しています。またスマートフォン用OSにAndroidやiOSなどがあります。

パソコンOSのシェア率

参照元:Qbook|https://www.qbook.jp/column/1593.html

この記事では、70%以上で使われているWindowsのOSについて説明します。

WindowsのOS

WindowsのOSはWindows10とWindows11の2種類あります。2024年9月時点でWindows10が53%、Windows11が44%の割合です。

Windows10
53%

Windows11
44%

Windows10

Windows10の中には32bit版と64bit版があります。64bit版の方が処理速度が速いのでほとんどのパソコンが64bitを使用しています。32bit版は格安パソコンの一部と初期Windowsタブレットで使われています。

ちなみにWindows10は2025年10月にマイクロソフトのサポートが終了します。サポ―トが終了するとセキュリティリスクが高まることから期日までになんらかの対策が必要です。

関連記事ではWindows10用拡張セキュリティについても書いています。

Windows11

Windows11は、2021年10月5日にリリースされたWindows10の後継OSです。Windows10よりもシステム容量が大きくなったため、Windows11を搭載したパソコンは従来よりもメモリの容量が大きく設計されています。Windows10からWindows11に更新する際は、ダウンロード時の推奨空き容量に注意してください。

Windows10・11 インストール 推奨空き容量
OSバージョンWindows11Windows10 
bitタイプ64bit32bit64bit
メモリ4GB以上1GB2GB
ストレージ9GB16GB32GB

関連記事|Windows10サポート終了間近|更新方法と買替ガイド

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CPUとは?

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日本語だと中央処理装置と訳されプロセッサとも表記されます。パソコンの頭脳と例えられ、性能が良いものほど効率よくデータを処理します。逆に性能が悪いほど処理が滞り動作が遅くなりがちです。

メーカはインテル製かAMD製

現在販売されているWindowsパソコンは、インテル製もしくはAMD製 どちらかのCPUが使われています。

価格帯インテルAMD性能
格安
モデル
Celeron
Pentium
Athlon
通常
モデル
Core i3
Core i5
Ryzen3
Ryzen5
高性能
モデル
Core i7
Core i9
Ryzen7
Ryzen9

CPU の型番と世代 

intel Core シリーズ

高性能モデル 13世代 最高機能タイプ

Ryzenシリーズ

高性能モデル 7000シリーズ 最高機能タイプ

CPUには世代がある

CPUは製造年代によって世代があります。世代は各CPUの型番からを知ることができます。Intel Coreシリーズの場合は、型番の左1桁または2桁が世代を表しています。Ryzenの世代は型番の4桁が世代を表していて、7000シリーズ・6000シリーズという呼び方をします。

Intel世代発表年AMD世代
第13世代2023年7000シリーズ
第12世代2022年6000シリーズ
第11世代2021年5000シリーズ
第10世代2020年4000シリーズ
2019年第3世代
(Zen2)
第9世代2018年第2世代
(Zen+)
第8世代2017年第1世代
(Zenアーキテック)
第7世代

Ryzenは第3世代(Zen2:2019・7月)以前は第〇世代と呼びます。4000シリーズ以降は4000シリーズ、5000シリーズという呼び方です。

末尾からわかる性能

型番の末尾にあるアルファベットからも、ある程度の性能がわかるようにもなっています。

  • F:内臓GPU非搭載モデル
  • U :通常モデル省電力モデル
  • P:通常モデル
  • HS:通常モデルよりも高性能
  • H :高性能モデル 
  • HX:最高性能モデル

世代が若いほどいい?

CPUは発表された世代が若いほど処理能力が高くなる傾向があります。

CPU型番PassMark
ベンチマーク
Core i7 10750H
(第10世代)
11834
Core i3 1315U
(第13世代)
13045

ベンチマーク:処理能力の評価。高いほど優秀

『世代が若い方が必ず優秀!』というわけではありませんが、およそ2世代以上前のモデルでは上記のように性能が逆転する場合があるので一度確認してみてください。⇒『今使っているパソコンの性能を確認する方法』へジャンプ

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GPUとは?

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グラフィックス プロセッシング ユニット:Graphics Processing Unit の略称 画像処理装置

日本語にすると画像処理装置と訳され、動画視聴やゲームなどにかかせない役割を担っています。

CPUとの関係

CPUがパソコン内の複雑な演算を処理するのに対して、GPUは画像データなどの単純だけど膨大な量の情報処理を行っています。複雑な演算はCPUが担い、膨大な数の演算はGPUが担うようにすることで効率的に演算処理をしています。お互いに支え合う仕組みです。

GPUの種類

GPUには主に①内臓GPU:iGPU②独立型GPU:dGPUがあります。

内蔵GPU :Internal GPU:iGPUとは

CPUの中に装備されているGPUです。内蔵GPUは独立型のGPUに比べて省電力という特徴があります。

メーカー内蔵GPUの例
インテル製インテルiris Xe 
インテルUHD
AMD製Radeonグラフィクス

独立型GPU :Discrete GPU:dGPUとは

独立型GPU(Discrete GPU:ディスクリートGPU)は分離GPU・個別GPU・外部GPUとも呼ばれます。(この記事では独立型GPUと表記します。)また、グラフィックボード・ビデオカードの中に内臓されていることからグラフィックボードやビデオカードと表記されていることもあります。

特徴は2つあります。

1つ目の特徴は、内蔵GPUよりもはるかに高性能な点です。3Dモデリングや高性能ゲーム、高画質動画編集には必須アイテムです。

2つ目の特徴は、消費電力が多く高温状態になりやすいことです。その為、冷却装置・冷却機構が必要になります。どんなに高性能でも高温障害になると機能は下がってしまうので独立型GPUを搭載したパソコンはフレームや冷却装置も需要になってきます。

内蔵GPU比較独立型GPU
普通
処理能力高い
少ない
消費電力多い
×
CPUに含まれる
費用高い
×

高性能な独立型GPUを買ったけど持て余してしまったらもったいないのですよね。内臓GPUも省電力という強みがあります。自分の使い方から選んでみましょう

内蔵GPU独立型GPU
文章作成
メール
インターネット
動画視聴
ゲーム
高性能ゲーム
動画編集×
3Dモデリング×

独立型GPUは価格が高く消費電力も多いのでパソコンの用途にあわせて選んでみてください。

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メモリとは?

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メインメモリ:Main Memoryの略称  主記憶装置

一時的に命令やデータを格納しておく役割です。具体的には、CPUから命令を受け取り、命令に必要なデータをストレージから呼び出し、メモリで一時的に保存・展開します。パソコンの中では『作業スペース』と例えられ、メモリが大きいほど沢山の命令を同時に処理します。そのため、パソコンを快適に使いたいのであれば、ある程度メモリが大きい物がおすすめです。またメインメモリと同じ意味の言葉にRAM(ランダム アクセス メモリ:Random Access Memory)があります。

最小サイズ推奨サイズ
インターネット検索
文章作成
4GB8GB ~
動画視聴
テレビ会議
4GB8GB~
動画視聴(高画質)
テレビ会議(10名以上)
8GB16GB~
動画編集(高画質)
ゲーム・3Dモデリング
16GB32GB~

注意:メモリは容量が大きいものほど費用もかかるので自分の目的に合ったメモリサイズを選びましょう。

これから買うなら8G以上推奨

OSの項目でも説明したようにWindows11はシステム容量が3.5GBと大きいので、メモリは8GB以上の製品を検討してください。またWindows10が2025年10月にサポート終了することもあり、各社16GBのパソコンが安くなっています。合わせて参考にしてください。

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ストレージとは?

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ストレージ:storage 補助記憶装置は、メモリを補助する記憶装置でパソコン内の全データを長期間保存しておく役割です。ストレージにはいくつかの種類があります。

ストレージの種類

  • HDD (Hard Disk Drive) エイチディディ:ハードディスク ドライブ
    円盤型の磁気ディスクを使った補助記憶装置
  • SSD (Solid State Drive) エスエスディ:ソリッド ステート ドライブ
    半導体メモリを使った補助記憶装置
    • AHCI採用 SSD (SATA接続) 
      初期SSDに見られる規格 HDDや光学ドライブの接続にも使われる
    • NVMe採用 M.2 SSD (PCIe接続) おすすめ
      高速データ転送を実現した規格

関連記事:パソコンのデータを完全に消去する4つの方法

換装するなら注意

初期のSSDと現在主流のNVMe採用のSSDには互換性がないので換装を考えている場合は注意してください。あらかじめSSDの接続規格を確認しておきましょう。

*使用している通信プロトコル*が異なるため互換性がありません。

  • 通信プロトコル:通信しあう機械同士の共通言語と例えられる。通信しあう機器がお互いに守っているルール。規格。
  • 換装:装置を乗せ換えること

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ディスプレイ

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モニターサイズ

最適なモニターサイズは、解像度と使う人の好みによって変わってきます。

モニタ
サイズ
高さ
1022.112.5
1226.815.1
1328.816.2
1431.217.6
1533.218.7
1737.621.2
1942.123.7
単位インチ

例えば、解像度がフルHD(1920×1080)で14インチと16インチのノートパソコンがあるとします。上の図のように、同じ解像度の時は、16インチのパソコンの方が画像や文字は大きく表示されます。

でも、移動先でパソコンをよく使うのであれば、14インチの方が場所を選ばず作業できて便利ですよね。それぞれの好みや視力、用途によって最適な画面サイズは違ってきます

ディスプレー解像度

解像度は、点(ドット)の密度=『1インチ当たりにいくつ点があるか』で表します。これをドット数と言い、単位はdpi(ドット パー インチ)を使います。密度が高いほど高画質になります。

呼称ドット数
8K7680×4320LenovoとSHARPが販売
4K3840×2160デスクトップ用モニタで増加傾向
WQHD2560×1440ゲーミングノートパソコンで増えてきている
WUXGA1920×1200家庭用やビジネス用のノートパソコンで増えてきている
フルHD1920×1080ノートPCで主流
WXGA++1600×900小型ノートパソコン・タブレットで使われている
HD1280×72010型タブレット以下で使われる

ノートパソコンの場合はフルHD(FHD)が主流ですが、最近では4K対応のモニターも増えてきました。さらには8KモニターもLenovoとSHARPからは販売されています。

応答速度とリフレッシュレート

普段使いのパソコンや家庭用のパソコンではあまり気にする必要もありませんが、パソコンゲームを楽しんだり高画質な動画を楽しむ場合に気にしたい指標があります。応答速度とリフレッシュレートです。

リフレッシュレートは、画像が1秒間に何回切り替わるかという指標です。1秒間に60回切り替わるなら60Hzと表記します。これに対して応答速度は映像の切り替え速度を言い㎳(ミリ秒)で表記します。

1秒間をms(ミリ秒)で表すと1000㎳なので

1000㎳÷60回=16.66666…となり、リフレッシュレートが60Hzのモニタであれば応答速度が16㎳以下の物がブレを感じずに使えます。ゲーミングモニタやゲーミングパソコンの仕様表に書いてあるので気になる方は見てみてください。

おすすめ応答速度リフレッシュレート目安
ゲーム用6㎳以下がおすすめ144Hz~
動画鑑賞・家庭用パソコン16㎳以下がおすすめ60Hz~

高性能なCPUやGPUなのに、『なんだかカクカクするな~』という時はモニタの反応速度の影響かも…チェックしてみてくださいね。

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今使っているパソコンのスペックを確認する方法

今使っているパソコンのスペックを調べておくと買替える時に基準になります。確認してみましょう。

CPUの型番を確認してみよう!

⇒デバイス情報>プロセッサの項目がCPUの型番です

ちなみに…

  • ディバイス情報の「実装RAM」の項目がメインメモリの容量になります。
  • ディバイス情報の⇩にあるWindowsの仕様>エディションが使用しているOSになります。

CPUの性能を確認する

型番がわかったらCPUの性能(ベンチマーク)を確認することができます⇩

GPUの型番を確認してみよう


⇒画面右隅にGPUの型番が表示されます。

パフォーマンス

ちなみに…

  • ディスク(:C)がストレージになります

型番がわかったら性能も確認してみましょう⇩

GPUの性能を確認したい方は、下記の外部リンクを参照してください。おすすめです。

外部リンク|PC自由帳|GPU性能比較表
https://pcfreebook.com/article/459993300.html

ディスプレイのスペックを確認しよう

ちなみに

  • ディスプレイの詳細設定からリフレッシュレートを確認することができます。

まとめ

ここまでパソコンのスペックを表す用語を解説してきました。いかがだったでしょうか?

スペックの読み方がわかると

  • 性能と価格を見比べることができるので、本当にお得なのか・それとも高いのかを判別できるようになります。
  • 最近増えているBTOパソコンやフルカスタマイズパソコンでも、自分にピッタリなパソコンを注文することもできます。

今までなんとなくやっていたパソコン選びが、きっとこれからは楽しくなるはずです!セールの掘り出し物をみつけたり、BTOパソコンでより自分らしいパソコンに組みあげてみたり、楽しんでください。

  • CPU→世代と型番を要チェック
  • GPU→内蔵GPUか独立型GPUかチェック
  • メモリ→8GB・16GBがおすすめ
  • ストレージ→NVMe SSD 512GBがおすすめ
  • モニタ― →自分の好みで用途に合わせて

今回、ご紹介した方法を利用して、ぜひ自分にピッタリなパソコンを選んでみてください。

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評価 :4.5/5。

4.4 直近 40 個カートに入れられました

販売価格 ¥169,730

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構成内容

CPUAMD Ryzen™ 5 PRO 7545U (3.20 GHz 最大 4.90 GHz)
OSWindows 11 Pro 64bit
GPUAMD Radeon™ 740M グラフィックス
メモリ16 GB LPDDR5X-6400MHz (オンボード)
ストレージ512 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 Performance TLC OPAL対応
ディスプレイ13.3" WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 300 nit, 60Hz

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